SEOとGEOは本当に同じ?48のクエリで直接検証しました
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この記事は2026年8月14日にIntrix Labが韓国語で公開した記事の翻訳です。
AIが引用したサイトの87%は、Google検索の上位10件にありませんでした(2026-08-14実測)。「AI検索最適化は、結局SEOではないですか?」。業界で最もよく出る反論です。論理も単純です。AIがウェブを検索して答えるなら、Google検索の上位に出るサイトが、AIにも最も多く引用されるはずだというものです。もっともらしく聞こえます。
そこで測りました。同じ48の質問をGoogleと2種類の生成AIに投げかけ、それぞれがどのサイトを提示するかを照合しました(2026-08-14実測、480回の呼び出し、失敗0件)。
結果は次のとおりです。あるモデルでは、引用先の87%がGoogle検索の上位10件にまったくありませんでした。もう一方のモデルでは63%でした。そして、2つのAI同士の重複は、それぞれとGoogleとの重複よりも少ない結果でした。
どのように測ったのか
質問は「OOで評判のよい皮膚科を教えて」のような、地域に関する推薦クエリ48個です(文型3種類 × 16地域)。実際に人が検索窓やAIに入力しそうな文章を選びました。
AIには検索機能を有効にした状態で、各質問を複数回尋ねました。1回しか尋ねないと、偶然出た結果を実力と誤解します。当社の過去の測定では、AIが引用する病院の顔ぶれの40%が、わずか4日間で変わりました。
比較の単位はドメインです。ページ単位で数えると、同じサイトの別ページが異なるものとして扱われ、重複が実際より低くなります。
AIはGoogleが上位に表示するサイトを使っているのでしょうか?
ほとんど使っていません。ただし、程度はモデルによって大きく異なります。
モデルAでは、引用したドメインの87.1%がGoogleの上位10件にありませんでした。範囲を上位30件まで広げても、80.0%が範囲外でした。重複指数(ジャカード係数)は0.087です。
モデルBでは62.5%が上位10件の範囲外で、重複指数は0.294でした。モデルAよりGoogleに3.4倍近い結果です。
参考までに、海外で報告された数値では、Google AI Overviewsの引用の53%がオーガニック検索の上位10件の範囲外です。当社の測定は、より極端な結果です。韓国語、しかも地域に関する推薦という文脈では、乖離がさらに大きいことを示しているようです。
ディレクトリやポータルのようなプラットフォームを除くと、差はさらに広がります。モデルAの90.0%、モデルBの72.1%がGoogle上位の範囲外でした。プラットフォームはGoogleでも上位に出やすいため、重複率を押し上げていたのです。
2つのAIは互いに似ているのでしょうか?
似ていません。2つのモデルの引用ドメインの重複指数は0.080で、それぞれとGoogleとの重複よりも低い値でした。海外で報告されたエンジン間の数値(0.11〜0.18)よりも低い結果です。
つまり、あるAIに合わせて最適化しても、別のAIには通用しません。「AI検索最適化」を1つの作業のように語ること自体が不正確です。
なぜ、このような差が生じるのでしょうか?
最も多く引用されたサイトの一覧を並べると、理由が見えてきます。
Google検索の上位には、病院の予約・相談プラットフォームが繰り返し登場します。モデルBが引用したのも、ほぼ同じプラットフォームです。一方、モデルAが最も多く引用したのは、皮膚科関連の学会と専門機関のサイトでした。
推定される仕組みは単純です。モデルBはGoogle検索をそのまま使うため、Googleが表示するサイトを引用します。モデルAは検索経路が異なるため、別の種類のサイトにたどり着きます。検索経路が異なれば、引用対象も異なります。
そのため、「AI検索最適化は単なるSEO」という説明は、モデルBについては半分ほど正しく、モデルAについてはほぼ誤りです。どちらについても、全面的に正しいわけではありません。
5回に1回は出典なしで答えます
測定中に、予想しなかったことが1つ分かりました。モデルBは240回のうち、51回(21%)で検索をまったく行わずに回答しました。当然、出典も0件です。それでも回答は1,700文字を超えます。
さらに興味深いのは、地域によって分かれることです。京畿・ソウルでは93%で検索を省略した一方、7つの地域では一度も省略しませんでした。学習段階ですでに知っている地域については、調べずに答えます。
当社が以前ブランド知識を測定した際、検索なしの条件でAIは「分からない」と言わず、存在しない情報を作り出しました。今回確認された21%は、まさにその条件に当たります。医療機関を推薦する質問で、出典のない回答が5回に1回出るということです。
では、何をすればよいのでしょうか
第一に、検索順位だけでAIでの露出を判断しないでください。Googleの上位にいてもAIが使わないケースが大半で、逆にGoogleの上位になくてもAIが使うケースも多くあります。
第二に、モデルごとに個別に確認してください。2つのモデルの引用対象がこれほど異なるなら、一方でよく出るからといって、もう一方でもよく出ると考える根拠はありません。
第三に、まず、どこが引用されているかを見てください。この業種では、病院のホームページよりもプラットフォームや学会がはるかに多く引用されました。その構造を知らずに自社ホームページだけを整えると、引用される場そのものを見落とします。
当社の無料SEO・GEO診断では、AIクローラーがサイトにアクセスできるか、検索でたどり着けるかを実測で確認します。ただし、どのような施策も特定の回答での引用を保証しません。当社がお示しできるのは、前提条件の実測です。
この測定の限界
率直に記しておきます。48の質問はすべて、地域に関する皮膚科の推薦です。1つの業種、1つの質問タイプであり、しかも商業的な推薦という特殊な文脈です。情報を尋ねる質問や他の業種でも同じ結果になるとは仮定していません。
また、これは一時点の測定です。モデルは変わり続けます。当社は最近、同じ実験を旧モデルと最新モデルに分けて実施し、それまでに出した2つの結論がモデルの世代差によるものだと確認して撤回したことがあります。この数値も、次の世代では変わる可能性があります。
よくある質問(FAQ)
Q. どのモデルで測定しましたか?
2026年8月時点の最新の商用モデル2種類です。検索機能を有効にした状態で測定しました。旧モデルを使うとモデルの世代差が結果に混ざるため、最新版で再収集しました。
Q. 重複指数(ジャカード係数)が0.087とは、どの程度ですか?
2つの一覧が完全に同じなら1、まったく重複しなければ0です。0.087は、10サイトのうち1サイトも重ならない程度です。参考までに、海外で報告された検索エンジン間の数値は0.11〜0.18です。
Q. では、SEOは不要という意味ですか?
違います。当社の過去の測定では、検索にインデックスされていないサイトはAIによる引用がほとんどありませんでした。検索でたどり着けることは、今も前提条件です。この実験が示しているのは、順位が引用を決定するわけではないということであり、検索が無関係だということではありません。
Q. 当社についても確認できますか?
可能です。ただし、AIの回答は毎回変わるため、一度尋ねた結果だけで判断しないでください。繰り返し測ることで傾向が見えてきます。